外来看護師の仕事って?

「3時間待ちの3分診療」と言われる外来の診察。

診察に来られた患者さんと、短い時間で効率よくコミュニケーションを行うこと、
また、すばやい判断と応対が求められます。

すばやく、テキパキ。外来は効率の求められるお仕事です。

外来は、患者さんが医療機関を訪れたときに、最初に診療を受けるところです。
今回は、内科外科勤務の看護師Aさん( 病棟看護師5年目)の1日を紹介します。

Aさんの出勤はいつも、業務開始より早めに現場に入るようにしています。

出勤後、外来診療前は朝礼があり、昨日の夜間・早朝の救急患者についてや、
本日の外来の専門外来、予約の検査、看護師長会の報告事項の申し送りを行います。
申し送りの中には、気難しい大学病院医師の外来があるため、気を抜かないようにというにとの事項もありました。

朝礼が終わった後は、診療室で使用する医療機器を用意して医師を待ちます。
受付がはじまると、外来待合室は患者さんでいっぱいになります。
受付が終わった患者さんには、血圧測定や身体に異常がないかなどを聞き、
外来で体調が悪そうな患者さんには、順番を早めたり、
処置室で横になってもらうなどの配慮も行います。

診察前に血圧、検温を行う患者をカルテから見つけ出し、看護師に手伝ってもらいながら
測定を行います。カルテに気になる点があれば、診察前に患者に話を聞くことも。
医師がスムーズに診察を行えるようにします。

また、若手看護師の育成も行います。インフルエンザの疑いのある患者さんが
処置室にいるのを見て、後輩の看護師に、患者さんにマスクをするように促しました。
「処置室の患者さんの状態を把握しないと、処置室の担当は務まらないのよ。」
と若手の看護師にやさしく注意を行います。

さらに緊急入院する患者さんがいたため、外来の検査後、
病棟までストレッチャーで押し病棟看護師へ申し送りを行います。

外来のピークが終わったころ、Aさんはようやく遅めの昼食をとり、外来の仕事に戻ります。

午後は医療安全の会議への出席と、看護研究の資料作りを行いました。

外来勤務が楽ちんってホント?

日勤だけの勤務枠もあることから、看護師さんに人気の外来。
ほんとうに楽なのでしょうか?

実は、外来勤務は「クレーム」が多く、精神的につらい時もあるようです。

「クレーム」に関しては、何時間も待たされた患者さんや、
案内順序がたまたま逆になってしまった患者さんより、クレームが入ることもあるようです。
仕事を覚えるだけでなく、こういった患者さんへの対応力を身に着けることも、
外来の看護師さんには求められるようです。

また、ドクターのタイムスケジュールや、処置の手順、受付や他の部署との連携など、
流れをつかんでテキパキ動くことも求められるため、
なんとなく楽そうだから、友達が楽だと言っていたから、といった理由で
外来勤務を選んでしまうと、後から苦しむこともあるようですよ。

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